思い出にのこる人形達-米寿・喜寿・傘寿祝い編

思い出に残る人形 米寿・喜寿・傘寿祝い

米寿・喜寿・傘寿祝いのプレゼントとして過去に制作したメモリーズクレイの中から特に思い出に残っている作品について、制作エピソードを交えてご紹介いたします。

ご両親の喜寿・古希祝いに。若い頃、思い出の地を再現

喜寿祝い2015年に制作

お父さまが喜寿、お母さまが古希のお祝いでのご依頼でした。

お二人が若い頃の思い出の写真をもとに、制作してほしいというリクエストです。
城ヶ島によく出かけていたということで、写真をもとに城ヶ島の地層と灯台を再現させていただきました。

お預かりした数枚のモノクロの写真には、お若い頃のお二人の素敵な姿が写っていて、制作して温かい気持ちになりました。

メモリーズクレイをお届けした後に、ご依頼者様からお礼のメールが届きました。

「皆川様
昨日、両親に渡しました。とっても喜んでいました。
私たちが予想していた以上の喜びようでした。薄紙をはずした瞬間、母が「あっ!」と言いました。
すぐに自分だと分かったようです。
しかも、城ケ島であることも。二人の雰囲気がとても出ていて、しかも後姿が良かったです。
大感激の大喜びでした。応接間に飾って、お客様がいらしたときの話題にするそうです。
あの写真からとても素敵なものに仕上げてくださり、ありがとうございました。」

梨農家だったお婆ちゃんの傘寿祝い

傘寿祝い2012年に制作

当初は、傘寿を迎えるお婆ちゃんと、お孫さん三人の「4体セット」でのご注文でした。

お写真をお送りいただき、絵コンテ制作前にご要望をお聞きしていたところ、ご依頼者様からメールをいただきました。

それは、亡くなったお爺ちゃんも一緒に制作してほしいというものでした。

「お婆ちゃんは、お爺ちゃんが亡くなった後も前向きに元気に歩んでいますが、お爺ちゃんとの写真が少なく数枚しかないこと。
そして、三人目のお孫さんが初めての男の子で、誕生を心から喜んでいましたが生まれる三か月前に急逝してしまい、願いが叶わなかったお孫さん3人と同じ空間にいる場面を表現してあげたい」
という内容でした。

現在は、お婆ちゃんとご依頼者様のご主人が、お爺ちゃんの後を継いで梨農家をされているそうです。

背景には、最後の最後まで梨のことを気にかけていたお爺ちゃんの思いがある梨の木と梨を表現してほしいとリクエストでした。

制作の際には、人形なもちろんのこと、梨の木や、出荷用の箱、箱から見える梨など、お爺ちゃんが愛していた梨を表現するために細かく打ち合わせさせていただきました。

お花が大好きなお婆ちゃんへの米寿祝い

米寿祝い2013年に制作

花が大好きなお婆ちゃんへの米寿祝いでのご依頼でした。

お元気だった頃には、たくさんの花を育てていたそうです。特に一本仕立てにした「大ギク」をたくさん育てていたそうで一本仕立ての「大ギク」をハサミで手入れしている姿をリクエストいただきました。

メモリーズクレイをお届けした後に、いただいたメールです。

「とても可愛くて、祖母もきっと喜んでくれると思います。
はすっかり認知症が進んでしまっているのですが、毎日このお人形を見て、大好きだった菊作りを思い出してニコニコしてくれそうです。
実家に帰って渡すのが楽しみです。どうもありがとうございました。」

武道の先生への米寿祝い

米寿祝い2013年に制作

武道の先生への「米寿のお祝い」でのご依頼でした。

お弟子さんを投げている写真を再現してほしいといった内容で、投げられているお弟子さんが空中に浮いているようにと、リクエストいただきました。背後には、道場にある神棚と掛け軸の再現も。

投げ飛ばされているお弟子さんには、直径2mmのステンレス製のワイヤーを2本使い、宙に浮かせました。

メモリーズクレイは、壊れたりしないように首、足等に直径2mmのワイヤーを仕込み、土台にしっかり固定しています。
その他にも、パーツが取れてしまわないよう、様々な方法で補強をしています。

ページトップへ